静岡県・牧之原台地より、旨みと栄養がたっぷりと溶け出したまろやかな深蒸し茶をお届けします。

  



おいしさ、楽しみ方はさまざまです。

リーフ、ティーパック、ペットボトル。ひとくちに「お茶」といっても、楽しみ方、味わい方は、さまざまです。茶農家としては、リーフを急須で淹れて、お茶本来のおいしさを味わっていただきたいところですが、さまざまな場面で気軽にお茶を召し上がっていただけるのは、とてもうれしいことです。ただ、お茶にはのどを潤す以外のはたらきも。忙しいとき、忙しい方にこそ、お茶を淹れるゆとりをもっていただけたら、と思います。

からだにうれしい成分がいっぱいです。

お茶には、からだにいい成分が、いくつも含まれています。古くから抗菌作用による食中毒予防、フッ素による虫歯予防などの効果が知られてきました。最新の研究ではタンニン(渋味)の主成分カテキンにより、血中コレステロールや体脂肪が低下することが確認されています。ビタミン類は、美容や老化防止への効果が期待できます。

集中とくつろぎのリズムを整えます。

1日のはじまりに、午後のひとときに。家族の団らんに、お友だちとのおしゃべりに。お茶は1日のリズムをつくり、メリハリをつける役割を果たします。仕事や勉強に疲れたときの、リフレッシュにもピッタリ。お茶に含まれるカフェインは、大脳などの中枢神経に興奮作用をもたらして、知的作業能力や運動能力を高めます。

もてなしの気持ちを演出します。

湯のみを選んだり、季節のお菓子を用意したりと、お茶のなかには相手のことを思う気持ちが自然と溶け込みます。たとえばお茶は沸騰した熱いお湯よりも、70〜80℃に冷めたお湯を使ったほうが、旨みを引き出すことができます。お湯を冷ます、そのひと手間も、相手を思う気持ちから。お茶を淹れるあいだの、ちょっとした会話が、お相手との距離を縮め、空気をやわらかくしてくれるはずです。